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〜「聖書を読んだサムライたち“ミシガン”編」〜

外務省の海外在留邦人数統計(平成 24 年速報版)は「平成23年10月1日現在の推計として我が国の領域外に在留している日本人の数は、1,182,557 人となった(前年比 3.43%増)」と発表しましたが、今住んでいるミシガン州(人口989万人)にあっては在留邦人1万人だそうで、そのような当地の昔のこと、日本の青年女子教育に大きな足跡を残したと評される木村熊二と大儀見元一郎は、明治時代に州内西部の町ホーランドのホープ・カレッジで学び、そこで回心した元サムライでした。

現在同カレッジで教鞭をとっておられる中嶋氏によれば、勝海舟に勧められて渡米した木村と大儀見は初代学長フェリップスとのNYでの出会いが縁でホーランドに来ることになり、ここで学び、信仰へと導かれ、8年間を過ごして1879年の卒業式で大儀見は卒業生代表として英語と日本語とラテン語でスピーチをしたそうです。帰国後、木村は日本のYMCA創設に深く関わり、また島崎藤村などに大きな影響を与えた人物と言われています。

ホーランドはオランダ人移民の入植の歴史があり、改革派の影響が色濃く感じられるところです。まさにホーランドで天からの養いを木村熊二と大儀見元一郎は受けたのです。そして、在学中の二人が回った州内のいろんな街に現在日本語礼拝や集会が存在しています。また、彼らこそ日本プロテスタント史における初期のリターニーであると言えましょう。
1883年5月・第3回全国基督教徒大親睦会(東京)の写真(下記サイト)に内村鑑三や新島襄とならんで二人の姿があります。

http://homepage1.nifty.com/fujikikaku/uchimura/goroku/188305_tokyo.htm

今年2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重の夫、新島襄らと同じ時代を篤く生きた明治の群像がここミシガンの地にも刻まれています。
 

 

 

おすすめサイト:アンディ中嶋のバイブル的人生<説教「神の大河ドラマ」>
http://andynakajima.at.webry.info/201104/article_2.html
■おすすめサイト:
アンディ中嶋のバイブル的人生<説教「神の大河ドラマ」(パート1)>
http://andynakajima.at.webry.info/201104/article_2.html
■おすすめ訪問地:
ホープ・カレッジ Hope College(ミシガン州ホーランド)

 

記:三上洋輔
2013年2月12日